女性化乳房症は乳腺組織、偽性女性化乳房は脂肪で、この2つは反応するものが違います。脂肪は減量に反応し、乳腺は反応しません。確かめ方は1分で済みます。胸の外側から乳頭に向かって、親指と人差し指で組織をつまんでいってください。乳腺組織は乳輪の真下に、硬貨ほどかそれ以上の大きさの、縁のわかる硬いゴムのような円盤として触れます。脂肪は最後まで均一にやわらかく、押さえられるはっきりしたものがありません。
乳頭のふくらみは、少量の乳腺組織が痩せた胸に現れたときの見え方です。円盤が乳輪の真下にあって乳輪を前へ押し出し、やわらかいドームをつくります。暖かい場所や運動のあとにいちばん目立ちます。しつこい脂肪だと思ってこのページにたどり着く方が多いのは、まわりはすべて食事と運動に反応するのに、このドームだけが反応しないからです。そこが見分けの手がかりです。胸全体に散った脂肪は体脂肪が落ちれば平らになりますが、乳腺を背にした乳輪は形を保ち、胸によっては、まわりの脂肪が消えるほど目立つようになります。
よく見かける助言の繰り返し(減らして、胸を鍛えて、また減らす)が、この場合にかぎって行き詰まるのもそのためです。トレーニングは組織の後ろの筋肉を大きくし、減量はその横の脂肪を減らしますが、どちらにも乳腺を取り除く仕組みはありません。正直に言い直すと、こうなります。つまんだ感触が脂肪であれば、ジムの計画のままで正しいです。円盤であれば、判断の対象は小さな組織であって、自制心ではありません。
乳腺: 乳輪の下に、縁のわかる硬いゴムのような円盤。脂肪: 均一にやわらかく、つまんだどこにもはっきりした構造がありません。
乳腺は乳頭を中心にまとまります。乳腺組織があるのがそこだからです。脂肪は胸全体に広がり、脇や腹部へとつながっていきます。
脂肪は体のほかの部分と一緒に減ります。乳腺は減らず、痩せた胸に残るぶん、かえって目立つことがよくあります。
乳腺は、乳輪が前に出たドーム状の形をつくります。脂肪はより低い位置に垂れ、姿勢とともに動く全体的な厚みをつくります。
この区別は学問上のものではなく、治療の区分そのものを決めます。偽性女性化乳房は減量で扱い、手術になるとしても脂肪吸引のみです。残ってしまった本当の女性化乳房症は乳腺を切除して取り除き、周囲の脂肪に脂肪吸引を加えることもあります。その配分が、術式も、傷跡の計画も、費用も決めます。書面の見積もりが写真ではなく診断のあとに来るべきなのは、このためです。段階と、それぞれに通常必要になるものは /ja/conditions/gynecomastia/grades/、自然に治まるかどうかは /ja/conditions/gynecomastia/will-it-go-away/ にあります。